表題の件ご確認ください。独自の歴史・風俗を持ち、そこから生まれる独特な郷土品が多くの人の心をつかんで離さない島・沖縄。中でも「琉球ガラス」はお土産として人気だ。明治時代から長崎や大阪のガラス職人よって沖縄に伝えられた琉球ガラスは、戦後、駐留米軍向けに作っていたガラス製品が「一風変わった素朴なデザイン」として評価され、沖縄独自のガラス文化が育まれたという背景を持つ。沖縄を想起させる発色の良い色ガラスと、気泡やゆがみを個性ととらえ、手作り感あふれる造形で愛されている。現在、琉球ガラスは沖縄県の伝統工芸品に認定され、今回登場する「琉球ガラス村グループ」をはじめ、多くの工房でそれぞれのカラーを生かし、「お土産」にとらわれない独自の作品が生み出されている。